HD-PLCアライアンス 高速電力線通信

HD-PLCアライアンス

「HD-PLC」対応LONMARK規格がANSI/CTAにて承認

プレスリリース

2020年02月20日更新

「HD-PLC」対応LONMARK規格がANSI/CTAにて承認
~ビル管理やスマート街灯で更にIoT対応やネットワーク機器利用が広がる~

HD-PLCアライアンス(注1)は、高速電力線通信「HD-PLC」(注2)方式を採用したLONMARK規格が、ANSI/CTA 709.8  LON HD-PLCとして米国国家規格協会(以下ANSI:American National Standards Institute)(注3)により米国国家規格(ANS:American National Standards)として承認された、と発表しました。
(全米民生技術協会(以下CTA®:Consumer Technology Association)(注4)とLonMark International(注5)によるプレス発表WEBページ:https://www.lonmark.org/hdplc_press_release/

従来のLONMARK規格は、通信方式の一つとして低速電力線通信(以下、低速PLC、最大速度は数キロビット/秒程度)を採用しており、現在需要が高まっているIoT対応やさまざまなネットワーク機器接続を実現するに際し課題となっていました。
そこでLonMark Internationalは、2017年に数十メガビット/秒の通信が可能な「HD-PLC」を通信方式の一つとして採用、その後ANSI/CTAでの標準化活動を推進することで、この度の承認を得るに至りました。

「HD-PLC」は、従来の低速PLCに比べ、高速通信が可能であることに加え、「HD-PLC」マルチホップ機能により数キロメートル範囲をカバーできるため、従来のLONMARK対応システムを高速化することと同時に長距離化も可能となります。また電力線のみならずツイストペアなどの二線や同軸線、電話線など既設の線を流用することにより、新規の通信配線工事を軽減することが可能となり、従来のLONMARK対応システムで利用されてきた二線通信によるビル、工場などの屋内機器制御や、スマート街灯や照明システムなどの屋外機器制御(注6)などに関し高速通信への置き換えも期待されています。

当アライアンスは、昨年からLonMark Japan(注7)と連携を開始すると同時に、この度の「HD-PLC」方式規格化に向け、「HD-PLC」通信互換認証試験の一部を改訂してまいります。更に今回同軸線、二線対応機器の「HD-PLC」通信互換認証を新たに加え、同互換機器による市場の拡大を支援してまいります。

当アライアンスは、LONMARKやその他の標準化業界団体と連携し、通信互換認証の環境整備に継続的に取り組むとともに、『暮らし、産業、社会をつなぐIoTソリューション「HD-PLC」の更なる挑戦』を合言葉に、国際標準規格化への貢献と「HD-PLC」規格対応商品の普及推進に努めてまいります。

注1: HD-PLCアライアンス:  高速電力線通信「HD-PLC」の普及拡大・通信互換性確保、国際標準化を目的として、2007年9月25日に設立。
ホームページ:https://www.hd-plc.org/
注2: 高速電力線通信「HD-PLC」:国際標準IEEE 1901規格認証を受けたWavelet OFDMを方式を採用した高速電力線通信方式。
(パナソニックが提唱する名称で、日本及びその他の国での登録商標もしくは商標です。)
注3: 米国国家規格協会(ANSI:American National Standards Institute):米国における工業分野の公的標準化組織。
注4: 全米民生技術協会(CTA:Consumer Technology Association):米国家電業界向けの標準化および業界団体。
注5: LonMark International Inc.: LonWorks規格、ISO / IEC 14908-1および関連規格を利用したオープンなマルチベンダー制御システムにより
効率的かつ効果的な統合ビジネスを促進するグローバルな推進団体。ホームページ: https://www.lonmark.org/
注6: 高速電力線通信の屋外利用に際しては、国内関係法令に準じた運用が必要です。
注7: LonMark Japan: LonWorksのネットワークシステムの標準化、普及促進する特定非営利活動法人(日本におけるNPO法人)
ホームページ: https://ssl.lmjapan.org/